車載ウインチを言い訳に色々作る(マウントプレート編)

おひさひぶりです、また前回のポストから1年近くが過ぎてしまいました。

しかしOPMシールドの情報を求めていらっしゃる方が未だに多いので、こうして工作物の制作記録をWebに残しておくのは十分意義のあることだと考えています。

では今回のお題です。ハイエースをトランポとして使っており、2400mmの長いラダーもありますが、大型ネイキッドなどの重量車の積載はやはりしんどいです。エンジンはかける派ですがDUCATIなど乾式で切れが良くてハイギアードな車体だとなおさらです。

以前の車体では、このような安物12Vウインチを荷室仕切り棒にぶらさげてみて、「これならどんな車両もイケる!」となった1ヶ月後に盗難された訳ですが、次はもう少し見た目にも機能的にもアップグレードした物にしたいというのが今回のお題です。

まずは何は無くてもウインチ本体の選定です、以前のウインチは1万円を大幅に切るお手頃価格でしたが、いかんせんパワーがぎりぎりで非常に不安でした、あと機能的にもクラッチをフリーにしてワイヤを引き出すことが出来なかったので、毎回ガラガラ・・と電動で時間がかかります。

なので高価ですが今回は車載ウインチメジャーメーカーのWARN製を選びます。専業メーカーだけに凄まじく沢山のモデルがあるのですが、条件が似ているATV用のXT30にします。問題は国内で扱っている代理店が無いので自分で直接輸入手配をしなければならないということですが、米国Amazon.comと当時まだ営業していた転送eペリカンを使って輸入しました。キャンペーン中で$350位だったと記憶しています。

ワイヤは繊維製で軽量、周囲の物をキズ付ける心配なし。クラッチ付きで手で引っ張れば引き出せる、パワーも必要十分、リモコン付きと申し分無いです。リレー部分の写真が無くて不安だったのですが、開梱してみた所きちんとしています。

次はマウントする場所です。以前の仕切り棒ぶらさげは棒の取り付け強度が不安だったので床に、ということで殆ど選択の余地無くリアシート下周辺になるのですが、

でこぼこしていて採寸が面倒ですね。

高さは問題無いです、この後オグショーさんで床貼りをする予定だったのですが、思い切ってリアシート取り付けボルト位置の寸法が取れないか聞いてみたところ。

バッチリです、ありがとうありがとうオグショー。聞く所によるとシート取り付けボルト穴はモデルや年式によって変則的に変わるらしいので毎回現物から採寸をするそうです。次にウインチ本体の固定ですが、見た目に綺麗に仕上げたいというのもあり、マウントプレートを1品物で制作することにしました。まずAutoCADで図面を引きます。

素材は3mmの鋼板です。制作は今回も日本プレート精工さんです、何時もお世話になっております。毎度素人図面に付き合って頂きご迷惑をおかけしています。

そんなこんなで仕上がってきました。

順当に行けば後は固定するだけなのですが、そこはそれで今回もトラブルが有るわけで強引に突破していきます。後編に続きます。

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